お産場稲荷は、「山宮」巡拝(お山すると言われている)の中で、最後にお参りする神蹟で『願いをかけて“お山”して来た事が産まれる場所』として昔から参拝者でにぎわっています。 お産場のこんもりとしたお塚の台地に、昔、神の使者である狐夫婦が土穴を掘って住み、子を宿し、産まれた子狐をいつくしみ、育てる愛情がまこと安らかなものであったそうです。この様な事から「狐神は人の子を守護する」という古い信仰が生まれております。 そして、お産場のお塚も、“子宝・安産”の神様として信仰されるようになりました。
お産場稲荷「お産場茶屋」